
FANG⁺の基本から始め方まで分かる!
- 「FANG⁺」のメリット・デメリットは?
- どうやって始めるの?
(2級FP技能士、証券外務員)
FANG+(ファング・プラス)とは?
アメリカには、Apple・Amazon・Googleなど、世界のテクノロジーをけん引する企業が数多くありますが、「FANG⁺(iFreeNEXT FANG+インデックス)」は、そんな米国のハイテク成長企業10社にまとめて投資できる金融商品(投資信託)です。
この銘柄を買うだけで、AI・クラウド・電気自動車など最先端分野の有力企業に一括で投資できるため、世界経済の成長に乗りたい方や、テクノロジー企業の将来性に期待する投資家から人気が高い銘柄です。

投資信託ってなに?
プロが代わりに運用してくれるため、投資に時間がかけられない方・投資初心者の方におすすめです。
FANG+のメリット
①高い成長率と利回り
FANG+の魅力として、高い成長率が挙げられます。
実際に過去10年間で、人気銘柄のS&P500が約4.5倍成長したのに対し、FANG+は約15倍成長しており、その圧倒的なパフォーマンスが注目されています。

またFANG+は直近5年間の平均利回りが33.0%と高いのも特徴です。
では、FANG+に毎月1万円の投資をすると、5年後にはどのくらい資産が増えるでしょうか?
| 想定利回り年率:33% | 元本 | 運用収益 | 元本+運用収益 |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 12万円 | 2.0万円 | 14万円 |
| 3年目 | 36万円 | 24万円 | 60万円 |
| 5年目 | 60万円 | 89万円 | 149万円 |
※将来の成果を約束するものではありません
過去5年の利回りを参考にシミュレーションを行ったところ、5年運用で合計資産は約150万円という計算になりました。
コツコツ投資を始めた人と、貯金でほったらかしにしておいた人では資産に大きな差が生まることが分かりますね。
②時代に合った成長企業に投資できる

FANG⁺の構成企業10社は固定ではありません。
成長が鈍化した企業は外され、将来有望な新しい企業が加わるという、“新陳代謝のある”銘柄です。
たとえば2024年には「Tesla」や「Snowflake」が除外され、2025年には「CrowdStrike」や「ServiceNow」といった、今注目の新興ハイテク企業が加わりました。
つまりFANG⁺は、「成長企業を選び直してくれる投資信託」ともいえます。
過去の実績にとらわれず、未来に強そうな企業を定期的に入れ替えることで、投資対象としての鮮度を常に維持しているのです。
こうした仕組みにより、FANG⁺は「次世代の成長株に乗れる銘柄」として投資家から高い評価を集めており、「少額でも持っておきたい!」と感じる人が多い人気の銘柄となっています。
③100円から投資できる

GoogleやAmazonなど企業の株式を個別で購入する場合、数十万円と資金がないと購入できないことが多いですが、FANG⁺(投資信託)の場合は100円と少額から購入できるため、少ない金額で投資にチャレンジできます。
米国株に投資したいけど、1株が高くて手が出しづらい…という人にピッタリです。
FANG+のデメリット
①分散性が弱い

FANG+は、他の投資信託に比べてわずか10社に集中投資している点には注意が必要です。
とはいえ、常に成長企業を対象にしているため、長期的な資産形成の可能性は十分に期待できます。
②自分で企業選定できない
運用方針や投資先は決まっており、個別に「この企業に投資したい」といった細かな指定はできません。
FANG+は今買うべきなの?
結論、FANG+はいま買うべき投資先だといえます。
2025年に入ってから大統領がトランプ氏に変わった影響等もあり株価が少し下落傾向にあり、「今は下がっているから買うのが怖い…」と心配する気持ちもわかりますが、過去10年でも上がったり下がったりを繰り返しながら、長期的には右肩上がりを続けてきました。
一時的に下がっている今のこのタイミングで買うことができれば、今後大きなリターンを得ることが期待できるため、下落している今がチャンスと言えます。
FANG+投資で活用すべきNISA制度とは?
FANG+を始めるにあたって、マストで活用すべきお得な制度が「NISA」制度になります。
NISA(ニーサ)とは、購入した投資商品(株式・投資信託など)から得られる利益がまるまる非課税になる制度です。

本来、株式や投資信託で出た収益に対して約20%は税金でもっていかれてしまうのですが、NISA口座で投資した場合、税金がかからないため利益をまるまる受け取ることが可能です。
FANG+への投資を始めるなら必ず利用しないと損なので、まだNISA口座開設ができてない方は必ず開設しておきましょう。
NISAでFANG+を始める方法
FANG+のメリットは分かったけど
どうやって始めればいいの?
NISAでFANG+投資を始めるには、預貯金の銀行口座とは別に、「NISA専用の証券口座」の開設が必要になります。
- 1 NISA口座を開設する証券会社を決める
- 2 口座開設(無料)の申込
- 3 証券会社でFANG+を購入する








監修者からのコメント
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