
オルカンとS&P500の違いを解説!
- オルカンとS&P500との違いは?
- NISAで選ぶべきはどっち?
投資を始めようと思ったときに、どの銘柄を選ぶべきか悩む人も多いでしょう。そんなときによく耳にするのが、全世界株式「オルカン」や米国株式「S&P500」です。
本記事では、2つの特徴や違い、どちらを選ぶべきかまで分かりやすく説明していきます。
(2級FP技能士、証券外務員)
オールカントリー(オルカン)とは?
オルカンは、正式名称「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という名称の投資信託の銘柄の一つです。
その名の通り、日本を含む先進国・新興国の全世界(約50カ国・3000銘柄以上)の株式にまるごと投資できるのが特徴です。

投資信託ってなに?
プロが代わりに運用してくれるため、投資に時間がかけられない方・投資初心者の方におすすめです。
S&P500とは?
S&P500とは、正式名称「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」という名称の投資信託の銘柄の一つです。
S&P500はApple・Google・Amazon・Microsoftなど、アメリカを代表する企業500社にまとめて投資できるのが特徴です。

オルカンとS&P500の共通点
①利回りが高い
過去5年間のそれぞれの平均利回りはオルカンが18.2%、S&P500が21.3%と、どちらも高く安定しています。
では、例えば平均利回り18.2%のオルカンに毎月3万円の投資をすると15年後にはどのくらい資産が増えるでしょうか?
| 想定利回り年率:18.2% | 元本 | 運用収益 | 元本+運用収益 |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 36万円 | 2.9万円 | 38.9万円 |
| 5年目 | 180万円 | 99.5万円 | 279.5万円 |
| 10年目 | 360万円 | 564.3万円 | 924.3万円 |
| 15年目 | 540万円 | 1,872.9万円 | 2,412.9万円 |
※将来の成果を約束するものではありません
過去5年の平均利回りを参考にシミュレーションを行ったところ、15年運用で合計資産は2,000万円を超える結果となりました。
コツコツ投資を始めた方と、貯金でほったらかしにしておくのとの大きな違いといえますね。
②世界的な恐慌に強い
リーマンショックや、近年ではコロナウイルスなどの影響で世界的な金融危機が発生しました。
しかし、オルカン・S&P500ともに金融危機に強く、コロナウイルス発生時はわずか半年ほどで元の基準価格に回復し、現在まで右肩上がりで成長しています。
③100円から投資できる

企業の株式を購入する場合は、数十万円と資金がないと購入できない銘柄が多いですが、オルカン・S&P500(投資信託)の場合は100円と少額から購入できるため、少ない金額で投資にチャレンジできます。
オルカンとS&P500の違いって?
最大の違いは「投資対象の範囲」

オルカン:全世界50か国以上の株式に投資
構成比の約6割は米国株で、Apple・Microsoft・Amazonなど、S&P500と重なる企業も多数。
→ 米国株+他国株に分散投資でき、安定性と成長性の両方を狙える
S&P500:米国の代表的500社に集中投資
→ 米国経済が伸びれば大きなリターンを期待できるが、米国が不調だと影響も大きい。
比較表
| オルカン | S&P500 | |
|---|---|---|
| 投資対象商品 | 全世界の株式 (3,000銘柄) |
米国株式 (500銘柄) |
| 分散性 | 米国+欧州+日本+新興国に分散 | 米国1国集中 |
| 米国株 の割合 |
約60% | 100% |
| リスク | 地域分散により比較的低リスク | 米国経済に依存度が高い |
| 平均利回り(5年) | 18.2% | 21.3% |
| リターン | 米国の成長も取り込みつつ安定的 | 米国が好調なら高リターン |
| 向いている人 | 世界に広く分散して 安定運用したい人 |
米国の成長力に賭けたい 攻め寄りでリターン重視 |
オルカンとS&P500、どっちに投資すべき?
どちらも利回りが高く、人気商品のため、どちらを選ぶべきか悩むところです。
正解があるわけではないため、自分の目的や投資スタンスに合う方を選ぶことが大切です!
- ✓ なるべく低リスクで安定性重視の方
- ✓ アメリカ以外の国にも分散投資したい方
- ✓ 攻め寄りでリターン重視の方
- ✓ アメリカの成長に1点集中したい方
オルカンとS&P500の両方に投資はアリ?
結論、オルカンとS&P500の両方に投資しても問題はありません。
オルカンは全世界に分散されており、米国が不調なときも他地域の成長がカバーする安定性があります。
一方、S&P500は米国の成長力に集中し、高いリターンが期待できます。
両方を持つことで「分散による安定」と「成長への集中」のバランスが取れ、どちらか一方に投資するよりも精神的な安心感が得られます。
また、投資割合を自分のリスク許容度に合わせて調整することで、リスクとリターンをコントロールできます。
たとえば、安定重視ならオルカン多め、リターン重視ならS&P500多め、といった形です。
もし、どちらかで決めきれない場合は「両方に投資する」という選択肢を取っても良いでしょう。
オルカン、S&P500は今買うべきなの?
結論、オルカン、S&P500どちらもいま買うべき投資先だといえます。
2025年に入ってから大統領がトランプ氏に変わった影響から株価が少し下落傾向にあり、「今は下がっているから買うのが怖い…」と心配する気持ちもわかりますが、
長い歴史で見ても上がったり下がったりを繰り返しながら、長期的には右肩上がりを続けてきました。
一時的に下がっている今のこのタイミングで買うことができれば、今後大きなリターンを得ることが期待できるため、下落している今がチャンスと言えます。
投資を始める方法
それぞれの違いは分かったけど、どうやって始めればいいの?
投資を始めるには、預貯金の銀行口座とは別に、「証券口座」の開設が必要になります。スマホで10分程度で開設が可能です。
- 1 口座開設する証券会社を決める
- 2 口座開設(無料)の申込
- 4 証券会社でオルカン・S&P500を購入する








監修者からのコメント
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